アンジェリーク

2018年9月2日

ちょっとした小旅行気分♪ 船に乗ってオランダ中世のお城「ルーヴェステイン城」へ



オランダに帰ってきてからずっと寒かったのですが、この週末は久しぶりに夏日が戻ってきました。

とは言っても、最高気温は22℃前後。
(でも、オランダでは20℃を上回って日差しが出れば、それは夏!)


仲良しの友人夫妻のお誘いを受け、土曜日は皆で一緒に車に乗ってお城へ出かけてきました。14世紀に建設されたルーヴェステイン城です。

車で直接お城近くまで行けるのですが、今回は車で行くのは船着場まで。駐車場に車を停めて、その後は船を乗り継いでお城まで向かいます。

乗るのは、これ。マース川を行き来する遊覧船です。


お天気が良く暖かい週末なので、サイクリング目的のオランダ人もたくさん乗船待ち〜。



お城行きの船だからなのか、船の中には騎士がいました。

そして…。
船が進むと、目の前にはお城の姿が…♪


要塞や政治犯用監獄として使用されていた時期もあり、実に中世らしい雰囲気の実用的なお城です。




外から見るとそれほど大きなお城には感じなかったのですが、中は意外と部屋数も多くて見応えがありました。



天蓋付きのベッド。


天蓋付きベッドの横にはゆりかご。愛らしい。


お城の大広間。


ここはキッチン兼 食堂。テーブル奥の調理用暖炉は実際に使われていた使用感ありありで、煙突の上のほうまで真っ黒でした。


実用的なお城なので、どのお部屋も窓は小さめ。


当時の城主夫人が着用していたドレスの複製品。


寒いオランダにはこの襟はとても重宝したのでしょうね。


別棟の弾薬庫の中に入ると、そこはいろんな火薬が保管されていたであろう樽がたくさん! これらを調合して爆薬をここで作っていたそうです。




お城の外側には銃を打つ場所もありました。
もちろん弾が出ることはありませんが、遠くのいくつかの的に照準を合わせて引き金を引くと、きちんと当たった(はずの)場合には賑やかな音声が称えてくれます。

あと、ミュージアムショップもなかなか面白い品揃えなので、のぞくといいかも。ここで、子どもはオランダ語の歴史本を…私はストロープワッフルのケーキを焼けるお粉を買ってきました。


こちらのお城。在蘭日本人の間でもあまり知られていないお城のようなのですが、なかなかお薦めです。


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ちなみに、この日のランチは船に乗る前に立ち寄ったカフェで、「ハム&チーズ」と「モッツァレラ&トマト」のトスティを。

飲み物はカプチーノ。生クリーム乗せアマレットが付いてきました。


【お城情報】https://www.slotloevestein.nl/

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