5月休暇最終日は、エンクハウゼン(Enkhuizen)にあるゾイデル海博物館へ。
エンクハウゼンは、かつて東インド会社(V.O.C.)の貿易の中心地として栄えた町です。でも、度重なる洪水に襲われ、海を堤防で塞ぐことを決意。1932年の大堤防の完成と共に、堤防に囲まれた部分のゾイデル海はアイセル湖として生まれ変わりました。
でも、外海と遮断されたことで、貿易も水産業も衰退し、人々はアムステルダムのほうへと移動。かつてのゾイデル海沿岸にあった「無人となった家々」は家具調度類ごとゾイデル海博物館へと移築され、当時のオランダ人の生活を今に伝えてくれています。
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このゾイデル海博物館を訪れた理由は、ミース・ブロッホのクロスステッチの題材となった「薬局の看板:口をあ〜んと開けたターバンおじさん」と対面したかったから。
民族衣装を着たスタッフの人たちが当時の生活を再現している空間が広がっていて、もう楽しすぎる! 歴史好きにはもうもう堪らない場所です。
この野外博物館は、町そのものです。とにかく広大!
ところどころの家では、民族衣装を着たスタッフたちが、当時の生活をそのまま再現して見せてくれています。
野外博物館の外側には屋内博物館もあって、見応え十分!
小さな子どもには民族衣装と木靴を貸してくれたり、縄作りや木靴ボートを作ったり…と様々な催しもあって、家族で楽しめる場所。お薦めです。
あまりにも写真が多すぎるので、明日からいくつかにテーマを分けて、こちらのブログで書き綴っていきたいと思います。
もちろんミースさんの「看板おじさん」がいる薬局特集もいたしますので、お楽しみに〜♪