リビングに暖炉を取り付けたいな〜と思うこと数年。
木の暖炉枠はよくいろんなお店で見かけていたのですが、家族全員が大理石のほうが好き。というわけで、お手頃価格のものをずーっと探していたのですが、ラッキー。ちょうど良いものが見つかりました。
昨年末ぎりぎりに我が家にやってきた暖炉の材料。とりあえずリビングにそのまま放置して、イギリスへ。
年明けオランダに戻ってきてから、設置作業を始めました。
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暖炉を作る場所はリビングの一角。一つ一つの石がかなり重たいので、家族総出の作業。と言いつつも、ほとんどの部分を夫がやってくれました。
直角を測る道具も持ち出して、 歪みの出ないように一つ一つを組み合わせては専用ボンドをつけていきます。
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この暖炉枠の後ろには、「テレビの配線、電気式暖炉の配線、ライトの配線」を隠すことになるので、そういう細かいところの作業も同時進行です。
こちらはライトのスイッチコードを新たに買ってきて、つけているところ。スイッチの配線箇所を少し変更しています。
ライトは暖炉枠の両脇に配置。
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一つ一つの石を組み上げていくと、徐々に暖炉の形になっていきます。
大理石の要所要所を壁に専用接着剤でつけていくので、壁紙の一部は剥がしました。
我が家の壁の奥には、1階から屋根まで続く暖炉用の筒穴が通っています。なので、本物暖炉も作ろうと思えばすぐにできるのですが、火の暖炉はメンテナンスと掃除が大変なので、電気式暖炉を選びました。
電気式暖炉には珍しいブロンズ枠がお気に入り。なかなか重厚感があります。
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電気式暖炉を設置したら、天板部分の大理石を載せて完成。
柔らかい風合いの大理石です。
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でも、配線コードはまだ剥き出しなので、そこの処理を開始。
壁の何箇所かに電動ドリルで配線用の穴を開けていきます。ちなみに、オランダは石造りの家なので、電動ドリルは必須。
この壁と床の境目を隠す飾り板を切り出して、壁の奥に逃がした配線コードも一緒に隠していきます。
ライトの電気コードもほら!このとおり。目立たないようになりました。
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ということで、暖炉は無事に完成! 元々ここにかけてあったベルギー製タペストリーのサイズにぴったりで、ちょっと嬉しいかも〜。
さて、ここで問題です…。
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の写真の中には何かが隠れているのですが、お分かりになりますでしょうか?
タペストリーの真横を無理やり覗き込むと…。こんな感じ
タペストリーをめくると…。
大きな液晶テレビが登場します!
私たちは夫婦揃って、リビングの壁にテレビがドーンとあるのが好きではないの
テレビを見る時
タペストリーの下の白い筒の中にテレビの配線を通しているので、遠目には真っ白。配線は目立ちません。
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夜になると、こんな感じ。なかなか雰囲気があって、やたら寛げる空間になりました。
飾り用の暖炉掃除用具も置いてみました。
大理石製のライトもなかなか良い味を出してくれています。
電球は「炎」
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暖炉の前にはソファを置いてみたり…。
絨毯を敷いてみたり…。
まだ家具の配置をあれこれと変え
今回3人がけのアンティークソファは処分してしまったのですが、その変わりにカウチソファを置きたいな…と計画中。
夫婦で気に入るデザインのアンティークカウチをゆっくりと探してみたいと思います。