アンジェリーク

2018年3月17日

DMCのヴィンテージ刺繍糸とハーダンガーレッスン

もう3月も後半に入ったというのに、オランダは寒い日々が続いています。

今日も氷点下。外に出たくなかったのですが、小雪がちらつく中、デルフト旧市街へ出かけてきました。重装備の格好でしたが、あまりにも寒くて用事を済ませたらすぐに家へ。

家の中はセントラルヒーティングなので、全ての部屋が同じ温度。暖かい。やはりオランダの家はとても居心地が良く、こういう日は手仕事もはかどります。



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さて、今週の刺繍教室。アムステルフェーンからいらして下さっているEさん。ハーダンガー刺繍を始めたばかりの方で、今回が2回目の通常レッスンです。


というわけで、お茶菓子を用意して、レッスン開始!





ただ、少し間があいてしまったこともあり、前回お教えしたブランケットステッチの出だしと最後の糸処理が少し曖昧になってしまっていました。というわけで、再度復習です。
どうしてもまだ糸の流れがつかみにくくていらっしゃるようなので、糸運びが分かりやすいように、今日は敢えて細い糸を使っていただきました。



あと、糸つなぎの箇所でも分かりやすいように、わざと糸色を変えて刺してもらっています。たぶん、これでだいぶ糸の流れがつかめたんじゃないかな〜と…。
でも、お家でご自分でたくさん練習刺しをなさっていたらしいEさん。今回のブランケットステッチの復習で、完璧に覚えてくださった感じです。素晴らしいですね♪






そうそう。今回はEさんがお持ちのヴィンテージ刺繍本を見せていただきました。




オランダではアンティークショップやセカンドハンドショップに色んな古い刺繍本が出ています。



あと、同じくEさんがアンティークマーケットで見つけたという古いハーダンガー作品もお持ちくださいました。全て25番糸で刺してある作品です。
古いクロスステッチ作品はあちらこちらのショップでよく見かけるのですが、ハーダンガー作品はなかなか売られていません。でも、たま〜に見かけると、昔のハーダンガー作品は25番糸で刺してあるものばかりのせいか、どこか儚げな雰囲気を醸しだしていて趣きがある感じです。(写真だとその雰囲気が伝わらないかも…)




そして、今日はEさんからこちらの古いDMC糸をいただいてしまいました。これもアンティークマーケットで見つけたそうです。
今現在のDMC刺繍糸とロゴの字体が違っていますよね。とても貴重なヴィンテージ糸をありがとうございます♪

どちらの色もとても素敵! これから春に向かう季節にぴったりです。


週明け月曜日まではこの氷点下の気温が続くらしいのですが、こういう明るい色の糸で刺して、本格的な春が来るのを楽しみに待ってみたいと思います。

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