アンジェリーク

2016年11月28日

オランダのクリスマスシーズン


今年もシンタさんがやってきました。

毎年11月、スペインから帆船で従者ピートたちを引き連れてオランダまでやってくる(というストーリーになっている)シンタクラース。

TV中継もされるくらい、オランダでは国民的な行事。各市の市長さんたちは必ずそれぞれの市に到着するシンタさんを出迎えに行きます。




というわけで、去る11月19日。デルフトにも毎年顔馴染みのシンタさんがやって来ました。

運河に帆船が着岸! シンタさんがちょうど降りてくるところです。







着岸して降りてきたシンタさん。一人一人に握手をしてくれます。子どもたちは皆、シンタさんが大好き!

シンタさんの従者ピートたち。パレードを盛り上げます。


馬車に乗って手を振っている女性は…。今年新しくデルフト市長に任命された方です。




新しいデルフト市長さん。後ろにはピートたちが乗っています。




デルフトブルーの衣装を身につけたピートたちもいました。




足がちょっと悪いのかな…。押し車のピートもいましたよ


シンタさんパレードを盛り上げるバトンガールたち。毎年この赤白の格好です。



ピートが運転する車には、シンタさんが乗る愛馬アメリゴの大好物のニンジンがぶら下がっています。



ピートたちが子どもたちに配るお菓子を作っています(という設定です)。実際にピートたちは焼き菓子を子どもたちに配りながら、行進していきます。



パレードの最後にやってくるのが、シンタさんと白馬アメリゴ



シンタさんの後ろには、自転車に乗った警察官。護衛です

で、このシンタクラースのお祭り。

シンタさん相棒の白馬アメリゴのために、子どもたちは靴の中にニンジンを入れてから毎晩眠りにつきます。角砂糖やお水を靴の傍に置いてあげたりすること も…。そうすると、翌朝ニンジンや角砂糖はなくなっていて、その代わりに靴の中にはお菓子が入っている、というのがお決まり。
これが12月5日まで続きます。オランダの子どもたちにはとても楽しいイ
ベントです。


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