先日、うちに遊びに来た友人が持ってきてくれたケーキ。
素材の美味しさが際立っていて、おまけに食感はふわふわしっとり。もうほっぺたが落っこちそうな感じ♪
ちょっと感動しています。
オランダの市販のケーキと言えば、ただただ甘いだけ。なので、我が家では市販ケーキを買うことは滅多になく、いつも手作りケーキ。
たまに楽したい時には、オランダのスイーツ事情をうらめしく思う時もあるのですが、まぁ海外生活をしていると「食べたいものは自分で作る!」というのは宿命なようなもの。
それが、オランダにもこんなに素晴らしいケーキ店ができていただなんて〜♪ もうもう感激!
ロッテルダムにあるケーキ店だというので、今度自分でも絶対に買いに行こう〜♪ 刺繍のレッスン時にお出ししてもいいかも。
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というわけで、その刺繍レッスン。
先日のグループは、いつもワーへニンヘンやティルブルフから遠路はるばるお越しくださる仲良し3人組でした。ただ、この中でそろそろ本帰国になる方は、これが最終レッスン。
なので、今回はハーダンガー刺繍のステッチの中でも特に可愛らしくて人気のある「エーデルワイス」を伝授することにしました。
下記の写真、右側はエーデルワイスだけを連ねたブックマーク。段染め糸で刺しているのですが、本当に愛らしいステッチですよね。
このエーデルワイスはかなり手間暇のかかるかがり方なのですが、一つだけ刺しても十分に存在感があります。
一人一人の生徒さんにそれぞれ順番につきっきりで伝授したのですが、皆さん最初は少し苦労されていたものの、最後にはとても美しい花の形を刺し上げていらっしゃいました。
あと、皆さんが課題とは別に色んな作品をお家で作っては持ってきて見せて下さるのも、毎回のレッスン時のお楽しみ。
この日はビスコーニュ祭りだったようで、皆さんがお持ち下さったのは以下の作品の数々でした。
手の指先に乗っかってしまうような小さな小さなビスコーニュ。写真だと伝わりにくいかと思うのですが、本当に愛らしいんですよ〜。これを刺した方に持っていただいて、手のひらの上で撮影させていただきました。
ハーダンガーのドイリーとクロスステッチのビスコーニュ。夏らしい爽やかな雰囲気です。
下記は、デルフト焼きの「デルフトブルー」をイメージした作品。こちらもとても爽やかです。
これもとってもちっちゃくて可愛らしいプチサイズのビスコーニュ。
今回のレッスンを最後に日本へ帰ってしまわれる方。お別れはとっても寂しいのですが、チクチクする楽しさをご一緒できたことは幸せでした。
本格的に刺繍教室を立ち上げる前も含めて、今までお教えしてきた生徒さん方は述べ100人を越えているのですが、日本に戻ってからもハーダンガー刺繍やクロスステッチを続けている方が多いのは本当に嬉しいことです。
刺繍がつなぐ人様とのご縁。これからも大切にしたいです。