アンジェリーク

2017年5月13日

Mies Bloch(ミース・ブロッホ)の図案:口を「あ〜ん!」と開けたターバンおじさんに会ってきました。




先日エンクハウゼンに出かけた記事の中で最後に触れましたが…。

ゾイデル海博物館に出かけた目的:ミース・ブロッホ(Mies Bloch)がデザインした「薬局の看板おじさん」。

看板おじさんが何者なのかは、こちらの記事を読んでいただくとして、本日は実際の「彼」に出会ったレポートを…。



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ミースさんがデザインした「ターバンを巻いたおじさん」。
こちらのターバンおじさんがいるのが、ゾイデル海野外博物館の中にある薬局です。





この薬局自体の看板は、こちらのおじさん。王冠を被っています。







では、薬局の中に入ってみましょう。






 かなりお洒落な雰囲気の薬局です。実験室のようなブースで、いろんな薬を調合したりしていたようです。




そして…。



この薬局の奥に進むと、おぉ〜っ!







 たくさんの看板おじさんたちが出迎えてくれました! ターバンを巻いたムーア人以外のおじさんたちもいて、なかなか面白い!





少し怖いような感じもしますが、一人一人をじっくり見ていくと、実に個性豊かです。

丸薬を舌の上に乗せている人もいたりします。



こちらは白目を向いています。余程お薬を飲みたくないのでしょうか???



王冠を被っている こちらの人の口もなかなか特徴的です。強風が思いっきり口の中に吹きこまれているような…そんな感じの口ですね。



こちらも目を剥いているような感じで、怖〜い! 夢に出てきたら、悪夢にうなされそう…。



ターバンおじさんも色んなバージョンの人たちがいます。






以下のお二人は、頭や顎に包帯を巻いているので患者さんたちなのでしょう。


左頬に白いガーゼを当てている患者さん。歯痛でしょうか? かなりの痛みなのか、口をあ〜んと開けるどころではなく、頬から口が歪んでしまっていますね。



で、この中のどこにミースさんのデザインの元になったおじさんがいるのかなぁ?と探してみると…。



いました〜っ! この方です。

 では、ここで再度ミース・ブロッホ図案のターバンおじさんにご登場願いましょう。
部分的に実物とは少し違うのですが、もしかしたらミースさんは図案化にあたって、わざと変化をつけたのかもしれません。


こちらの薬局でこの「看板おじさん」と対面できるのは、野外博物館が開いている春〜夏にかけて…だけです。もし行かれるご予定のある方は開館期間にご注意くださいね。



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