アンジェリーク

2017年5月4日

Mies Bloch(ミース・ブロッホ)の『ザーンセスカンスの風景』〜鴨


以前の記事
でご紹介したミース・ブロッホの『ザーンセスカンスの風景』。

こちらの作品の中でたくさんステッチされているのは、家々の前を流れる運河を行き交う鴨たち。



オランダは国中に運河が張り巡らされており、ザーンセスカンスに限らずこういう水鳥たちは実に身近な存在です。



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うちの近所の道路でも、春〜夏にかけてはこういう光景を目にしたりすることも。
この白鳥親子は、突然ここを横断し始めたので、車は両方向でいきなりストップ。

長い長〜い渋滞ができてしまっていましたが、白鳥一家は道の真ん中でしばし休憩したりして、のんびりゆっくり悠然と…。

こういう時には、車も完全諦めモード。静かに待ちます。
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で、話をザーンセスカンスに戻しますが、こちらでも鴨たちがミースさんのクロスステッチの世界そのままに暮らしています。







ミースさんが描いたのんびりとしたザーンセスカンスは、当時と同じように時がゆったりと流れている町。





そのゆったりした空気感の中、家々の前を流れる運河で、優雅に泳ぐ鴨たち。



ザーンセスカンスの家々と鴨は、クロスステッチの題材にぴったりですね。


ミースさんがザーンセスカンスを好んで図案化したのが、この場所に来ると本当に良く分かります。




ザーンセスカンスはどこを切り取っても、本当に絵になる場所ばかり。




そして、鴨が泳ぐ姿もこれまた絵になります。



そうそう! この鴨さんたちはとても人懐っこくて、すぐに傍に寄ってくるんですよ。
なので、ほら! こんなに近くでパチリ! なかなかの美形さんですね。

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