ミース・ブロッホ(Mies Bloch)の『オランダの風車』。
オランダのあちらこちらの街にある風車が忠実にデザインされています。こちらの図案は、ミース本に載っていない構図です。
昔よりだいぶ数を減らしたとは言え、オランダには風車がたくさん残っています。この図案に載っている風車にザーッと目を通してみても、実際に見たことないものがたくさん!
この17年間のオランダ生活の中で、数々の風車を目にしてきたつもりでいたのですが…。いやぁ…つくづくオランダには風車がたくさんあるな〜ということを認識させられます。
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さて…。
こちらの図案は、昔発行されたオランダの手芸雑誌の切り抜きです。
図案以外に風車の説明が何ページにも渡って書かれているのですが、読んでいくと実に面白い!
オランダに住んでいると風車のある光景が当たり前過ぎて、空気のような感じになっています。でも、改めてそれぞれの風車の形等を意識して見てみると、色々と興味深いものですね。
少しずつ、この図案に描かれている風車を実際に訪れてみたいなぁと思っていますが、こうやって見ると、本当に色んな形の風車があるなぁと感心しきり。
それぞれの風車で役割が異なっているので、その役割に合った形になっているんですね。この辺りも徐々にこちらのブログで書き綴っていく予定でいます。
このカラー紙の下のほうのマッチ箱入れ。よくよく見ると、全体が風車の形になっています。実に面白いデザインですね。
こちらは時計にかけるリネンに風車がステッチされています。この時計はオランダの北に位置するフリースラント州のもので、実は我が家にもこれと同じ時計があります。
この時計に関しては、かつてこちらの記事に載せていますので、ご覧ください。
うちの時計にかかっているクロスは少し長めなので、そのうち新たなリネンに取り替えたいなぁと思っているのですが、こういう風車のステッチも素敵かも。
ミースさんの風車の図案に関しては、まだまだ色々と書く題材がたくさんあります。
最近は刺繍レッスン等で何かと忙しくしていて、あまりミースさんの図案に関してレポートしていないのですが、風車以外の他の図案解説も徐々に綴っていく予定でいます。
お楽しみに♪