アンジェリーク

2016年10月31日

おもちゃのような街ザーンダム

ザーンダムの駅周辺

この週末。ネットのアンティークオークションで競り落としたアンティーク振り子時計を受け取りに、ザーンダムの街まで出かけてきました。


アムステルダムからすぐ近くなのに、妙に田舎感漂うどこかのんびりとした街。


ザーンダム駅

この地域特有の家は、「緑の壁&白い木枠」。ザーンダムの駅周辺も、まるでテーマパークのような雰囲気の可愛らしい建物で埋め尽くされていました。


ザーンダム市庁舎

ザーンダム市庁舎の外階段

どこもかしこもクレヨンで描いたかのような建物ばかり。

ザーンダム駅の周り。歩道橋の手すりも緑です。


道路の上にも可愛らしい建物群が♪






この四つ星ホテルは、この地域の典型的な家々を集めた感じのデザインになっていて、実に面白い! 駅にほぼ直結した場所に建っています。いつか泊まってみたいかも♪

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《ホテル情報》
Inntel Hotels Amsterdam Zaandam
http://www.inntelhotelsamsterdamzaandam.nl/website/?setlanguage=_nl


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2016年10月28日

「Mies Bloch(ミース・ブロッホ)のクロスステッチ本」を日本へ発送します


以前のブログ記事にも少し載せておりますが、私がFBでご紹介したことにより日本のステッチャーさんたちの間でちょっとしたブームになっているこちら。

1970年代にオランダで大人気を博したMies Bloch(ミース・ブロッホ)著のクロスステッチ本です。まだまだこちらの本を所望したいと思われる方が増えているようですので、日本のステッチャーさん向けに発送することにしました。

ただ今、販売サイトを準備中です。

なお、お送りする予定の本は個人が所有していた古いものになりますので、経年劣化のシミや破れ等があることもございます。それをご理解いただいた上でご注文下さい。

なお、こちらの本はオランダ語のみでの表記になっています。お届け後に、本の中のオランダ語に関してのご質問等があれば、それにはメールでお答えできます。


今後オランダの他のクロスステッチ本やアンティーク刺繍そのものの日本発送も考えております。お取り扱い商品に関してのご要望等がございましたら、どうぞメールにてお知らせください。


☆販売サイトの準備が整いましたら、こちらでまたお知らせいたします。


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11月21日。
販売サイトの準備が整いました。


BorduurCafé(ボルデュールカフェ)
http://yokaholland.wixsite.com/borduurcafe


徐々に商品数は増やしていきますので、時々チェックなさってみて下さい。

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2016年10月23日

ゼーラント州のお菓子


前回と前々回の記事のゼーラント州つながりで…。


ゼーラント独特のお菓子2種類のご紹介です。


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缶に入っているのはいわゆるバター飴。

デルフト界隈ではほとんど目にすることがないので、正にお土産にピッタリ! 缶には、ゼーラントの民族衣装をまとった少女の姿が描かれ、これまた可愛らしい。

そして、同じく民族衣装姿の年配女性が袋に描かれたゼーラントワッフルは、極薄でサクッ
サクッと軽くて実に美味。オランダ土産として有名な「蜜が挟まれたストロープワッフル」より甘さがだいぶ控えめで、私はこちらのほうが好み♪

ベルギーの薄いバタークッキーに少し味が似ているような気もします。



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これらのお菓子に描かれている少女も年配女性もどちらも民族衣装を身にまとった姿…。

オランダは地方によって民族衣装が異なっているのですが、ゼーラント州の とある町では未だにこの民族衣装を日常的に来て普通に生活している人たちがいるとか…。

次回ゼーラントを訪れる時にはぜひ民族衣装も見てみたいものです。


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2016年10月22日

世界一長いクロスステッチ作品がある街。ミデルブルフへ。


街の中心付近。左側がミデルブルフの市庁舎。

前回の記事で記した「ゼーラント州に縁のある人たちが織り成した世界一長いクロスステッチ」を実際に見てみたくて、去年の冬にミデルブルフ(
Middelburg)を訪れてみました。

ミデルブルフはゼーラント州の州都。海沿いにある街です。
さすが海沿いの街。運河にヨットがたくさん停泊しています。
旧市街の中心部は、車の侵入が禁止。ゆったりのんびり歩けて、良い感じ。

街で一番高い塔。91メートルだそうです。


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この刺繍作品の長さは、全長約125メートル。これだけの大作を常設展示できるような場所はないらしく、今は倉庫で保管されているとのこと。ミデルブルフに車で入る時にちょうどその倉庫の前を通り過ぎたので、思わず「あ〜、見てみたいなぁ」と…。



でも、何かのイベントの時には表に出てくる時もあるのかも。その時を逃さないように、ちょっ
とアンテナを張っておくことにしましょう。

市庁舎の前の広場にて。2月だったので、チューリップが出回り始めていました。



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このミデルブルフの旧市街。とても可愛らしい街で散策するだけでも楽しめました
アンティーク店。素敵な掘り出し物があって、何点か購入。


3軒の手芸店もあったので、そこにも立ち寄りながらの街歩き。オランダモチーフのクロスステッチキットもたくさん置いてあったので、前から入手しようと思っていた図案と刺繍糸を購入してきました。残念ながら、今探している赤リネンは好みの色がなかったので、それはまた別の機会に。
手芸店その1。

手芸店その2。

手芸店その3。





海沿いの街ミデルブルフは海の幸に恵まれ、ベルギーにも近いのでお料理が美味しいとの話。街中からちょっと離れたレストランに入ってみましたが、本当に美味♪
夜はこのレストランへ。さすが魚介類が絶品!


行きは、デルフトからロッテルダムを抜けて海岸沿いをずっと走ってきたので、車ごとフェリーに乗って川を渡ることになったり…と、道中もかなり楽しめました。
夜のミデルブルフ市庁舎。荘厳な雰囲気です。


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2016年10月20日

世界で一番長い「オランダの刺繍」


オランダのゼーラント(Zeeland)州にある、世界一長いクロスステッチ。

それは、ゼーラント出身の人々243人がそれぞれモチーフを考案して刺したリネンをつなげて一枚の作品にしたものです。

その全長は、なんと約125メートル。

そして、この243人の作品を全て収めたものが、この本。『Door ons gedaen』というわけです。


この本には、それぞれの刺し手の個性溢れる作品の数々が載っています。

1ページにつき1作品。一つ一つの作品について詳しく解説されていて、読み物として大変面白い本です。ただ、残念ながら掲載されている図案は極々一部のみ。

あくまでも、それぞれの刺し手が刺した各作品の背景を知ることが第一の目的という感じの本です。

以下の写真は243作品の中の極々一部ですが、そのモチーフはオランダやゼーラント州に関すること以外に、家族や植物など多岐に渡っています。







この全長125メートルの刺繍を実際に目にしたくて、去年ゼーラント州へ出かけたのですが、普段は一般公開はしていないとのこと。残念…。

でも、ゼーラントはとても可愛らしい街で、とても楽しめました。というわけで、ゼーラント訪問記はまた後日に…♪


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2016年10月11日

2016手芸フェア in Rijswijk


先週末は、デルフトの隣街で毎年この時期に開催される手芸フェアに出かけてきました。

ネットで事前に一日チケットを購入して、いざ参戦! 今回は去年より刺繍のブースが少なかったのですが、それでも十分に楽しめました。

あまり見かけないドロンワーク系の本を見つけたり、やはり実際に会場に足を運ぶと、必ず素敵な出会いがあります。

一番心躍る刺繍のブース
完成品の見本が背後にズラーッ! 壮観です。
織り物と毛糸のブース
実演コーナー
ありとあらゆる手芸品が並びます
クロスステッチとバックステッチだけで彩られた世界地図

キルト用の布

 

日本語の手芸本もあって、ビックリ! 手芸の世界に言葉は必要いらないっていうことなんでしょうね♪

そして、今回のフェアでの戦利品はこちら。


リネンがもう少し欲しかったのですが、今回はリネンに関しては種類も数も少なかったので、ちょっと残念…。でも、同じような催しが来年2月にZwolleで開催されるので、それに行ってみようかしら、ね。


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2016年10月5日

デルフト近郊の一つ星レストラン



今年の春先に出かけたミシュラン一つ星レストラン。

住所はデルフトではないのですが、TU Delft(デルフト工科大学)から比較的近いこともあって、デルフト地元民の間では有名なお店です。


 20年以上も前から、デルフトとロッテルダムを結ぶ運河沿いの「小さな集落」に佇むこのレストラン。何年にも渡ってミシュラン一つ星を獲得しています。


レストランの入り口にはミシュランを初めとする「美味しい印(!)」のステッカーがたくさん!






そして、ロイヤルデルフトとコラボしているレストランなので、お店の前にはデルフト陶器の牛のオブジェがあります



店内の内装はモダンな雰囲気ですが、静かで落ち着いているので、大人なデートにはピッタリ♪ 特別な日に利用したいレストランです。



お店は運河に面しているので、船やクルーザーが運河を通り過ぎる姿も目にしたり…。時間がゆっくりと過ぎていく感じで、実に寛げます。



この日はランチコースをいただいたのですが、お昼間でもかなり本格的。どれもこれも美味で、幸せな時間が流れていきました。
前菜その1。
5種類の前菜がお皿の上に乗ってきましたが、盛り付けが少し和風?
前菜その2。
ブイヤベースのムースの上には色んな魚介類が乗っています。どれも魚介の深みのある味付けで美味でした。
お店の名前の頭文字「Z」が刻印されたバター。
パンももちろん手作り。外はカリカリで中はもちもち!
前菜その3。
手前の緑色はきゅうりのソース。深みのある味わいで絶品
メインの魚料理。
この時に旬だったアスパラガスが添えられています。蒸した白身魚の上にブイヤベースのシュワシュワソースがたっぷりと! このソースがこれまた絶品!
デザートのテーマはパイナップル。
このパイナップルのアイス。クリームチーズのような食感のアイスでさっぱりとした甘さ。周りのパイナップルソーストとオレンジソースも甘さ控えめで、美味でした。
コーヒー菓子もこれまた一つ一つ丁寧に作られていました
左側のロイヤルデルフトのポットの中には、手作りのミント菓子が入っています。

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《店舗情報》
「Restaurant Aan de Zweth」
住所: Rotterdamseweg 480, 2636KB Zweth
サイト:http://www.aandezweth.nl/



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